【Midjourney/Stable Diffusion】画像生成AIで“実在っぽい”素材を作るコツ|プロンプト設計と活用事例

2025.10.01

【Midjourney/Stable Diffusion】画像生成AIで“実在っぽい”素材を作るコツ|プロンプト設計と活用事例

Webサイト制作やコンテンツ作成において、高品質な素材画像は不可欠です。しかし、既存のストックフォトサイトではイメージに合うものが見つからなかったり、費用がかさんだりするケースも少なくありません。
そこで注目されているのが「画像生成AI」です。MidjourneyやStable Diffusionといったツールを使えば、テキストプロンプト(指示文)を入力するだけで、瞬時にオリジナル画像を生成できます。
「でも、AI画像って何となく不自然…」「リアルな画像を作るにはどうすればいいの?」そう感じている方もいるかもしれません。
本記事では、画像生成AIを使って“実在っぽい”高品質な素材画像を生成するための具体的なコツを解説します。プロンプト設計のテクニックから、構図、照明、レンズなどの専門的な指示方法まで、明日からすぐに使える実践的なノウハウをご紹介します。
これを読めば、あなたのWebサイトやブログ、SNSコンテンツのクオリティが格段に向上すること間違いなしです!

なぜ“実在っぽい”画像が求められるのか?

Webサイトや広告では、ユーザーに信頼感や親近感を与えることが重要です。
そのためには、リアルで自然な写真のような画像が効果的です。

AI生成画像でも、その「実在感」を追求することで、以下のようなメリットが生まれます。

信頼性の向上

作り込まれたCG感が少ないほど、情報や製品への信頼性が高まります。

ブランディング強化

既存の素材に縛られず、ブランドの世界観に完全に合致する独自のビジュアルを作成できます。

費用対効果

ストックフォトの購入コストを削減しつつ、ハイクオリティな素材を量産できます。

プロンプト設計の基本は「詳細に、具体的に」

AIにリアルな画像を生成させるには、曖昧な指示ではなく、まるでプロのカメラマンに依頼するような詳細かつ具体的なプロンプトが必要です。

悪い例

beautiful woman(美しい女性)

良い例

a portrait of a beautiful Japanese woman in her late 20s, smiling gently, natural light from window, cozy cafe, bokeh, professional photography (20代後半の美しい日本人女性のポートレート、優しく微笑んでいる、窓からの自然光、居心地の良いカフェ、ボケ味、プロの写真)

ご覧の通り、良い例では多くの情報が盛り込まれています。
ここから、具体的なコツを見ていきましょう。

コツ1:主題を明確にし、状況を具体的に描写する

生成したいメインの被写体を明確にし、その被写体が「どのような状況で」「何をしているか」を具体的に描写します。

  • a businessman presenting in a modern office
  • a fresh fruit platter on a wooden table, morning light
  • a majestic mountain range covered in snow, under a clear blue sky

コツ2:写真のスタイル・画質を指定する

どのような種類の写真にしたいのか、画質はどうしたいのかを明確に伝えます。

  • photorealistic(写真のようにリアルな)
  • ultra detailed(超高精細な)
  • 8k, 4k(高解像度)
  • professional photograph(プロの写真)
  • shot on Canon EOS R5(特定のカメラで撮影されたように)
  • film grain(フィルムグレイン感)
  • documentary photography(ドキュメンタリー写真)
  • award winning photography(受賞歴のある写真のような)

コツ3:構図・アングルを指示する

カメラ用語を使うと、AIはより意図を正確に汲み取ります。

  • close-up(接写)
  • medium shot(上半身〜膝上)
  • full shot(全身)
  • wide shot(広角)
  • low angle shot(ローアングル)
  • high angle shot(ハイアングル)
  • dutch angle(斜めの構図)
  • rule of thirds(三分割法)
  • leading lines(誘導線)
  • bokeh(ボケ味)

コツ4:照明(ライティング)を指示する

照明は、写真の雰囲気やリアリティを決定づける重要な要素です。

  • natural light(自然光)
  • soft light(柔らかい光)
  • golden hour(夕焼けや朝焼け時の柔らかな光)
  • blue hour(日の出前や日没後の青い時間帯)
  • backlight(逆光)
  • rim light(輪郭を強調する光)
  • cinematic lighting(映画的な照明)

コツ5:レンズ・カメラ機材を指示する

特定のレンズや設定を指示すると、プロ写真の質感を再現できます。

  • 50mm lens(単焦点レンズ)
  • wide-angle lens(広角レンズ)
  • telephoto lens(望遠レンズ)
  • macro lens(マクロレンズ)
  • fisheye lens(魚眼レンズ)
  • f/1.8(開放F値)
  • 1/200s(シャッタースピード)
  • ISO 200(ISO感度)

コツ6:ネガティブプロンプトで不要な要素を排除する

「こんな要素は入れたくない」という場合は、ネガティブプロンプトを活用します。Midjourneyでは –no [キーワード]、Stable Diffusionでは専用の入力欄があります。
プロンプト例:

–no text, watermark, signature, ugly, distorted, bad anatomy, extra limbs, low quality (テキスト、透かし、署名、醜い、歪んだ、不自然な解剖学、余分な手足、低品質を含まない)

組み合わせ例と実践

これらのコツを組み合わせることで、より詳細な指示が可能になります。
実践プロンプト例:

photorealistic portrait of a confident female CEO in her 40s, looking directly at the viewer with a slight smile, modern minimalist office background, soft natural light from a large window, shallow depth of field, 85mm lens, professional corporate photography, –no bad anatomy, text

日本語訳:
「自信に満ちた40代の女性CEOのフォトリアルなポートレート。わずかに微笑みながら鑑賞者を直接見ている。モダンでミニマリストなオフィスを背景に、大きな窓からの柔らかい自然光、浅い被写界深度、85mmレンズで撮影された、プロの企業写真。不自然な解剖学やテキストはなし。」

このような詳細な指示によって、まるで本当に撮影されたかのような、高品質な画像を生成することができます。

まとめ:AIはあなたのクリエイティブな目を拡張する

画像生成AIは、単に「絵を描くツール」ではありません。それは、あなたの頭の中にある具体的なイメージを、まるでプロのカメラマンやアーティストに指示するように引き出し、具現化してくれる強力なパートナーです。
今回ご紹介したプロンプトのコツを参考に、様々なキーワードを試してみてください。構図、照明、レンズ、そしてネガティブプロンプトを駆使することで、あなたのイメージ通りの「実在っぽい」素材画像を生成し、コンテンツ制作の幅を広げることができるでしょう。
AIは、あなたのクリエイティブな目を拡張し、これまで以上に自由な表現を可能にします。ぜひこの技術を習得し、あなたのWeb制作やマーケティングに役立ててみてください。